卒業論文

私は、今まで恥の多い人生を送って来ました。
父や母、祖父や祖母、それ以外にも多くの人たちに迷惑をかけてきました。
小学生の頃、父が単身赴任で家に居ないのを良い事に悪さばかりし、母の心を大きく傷付けました。そのせいで父の赴任先の○○○へ引っ越す事になり、何も悪くない姉は仲の良い友人と別れる事になりました。これも、私が悪さばかりしていた事が原因です。
弟が産まれ、父も母も弟を良く構う様になりました。しかしそれは弟はまだ赤ん坊であり当然の事です。それなのに私は嫉妬し、弟が幼く大変な時期に、さらに両親に多くの迷惑をかけました。
中学に上がっても何一つ変わらず、親の財布からお金を盗んだりと迷惑をかけ続けていました。
その後も、高校は三年で中退し、就職先では上司と上手くいかなかっただけで逃げる様に辞め、○○○で祖父母と住んでいた時もまともに働こうとせず嫌な事から逃げてばかりでした。自由と自分勝手を履き違え、働かず自分の嫌な事からはすぐに逃げ出す、本当に情けない生活を送っていました。
だから私は、この自立支援施設である希望の里に連れて来られました。
ここへ来た当初は、遂に親に捨てられたかと思っていました。ですが、○○○さんや職員の方々と話し、捨てられたのでは無く、助けられたのだと思い知らされました。捨てられて当然の事をしてきたのに、捨てられて当然の私を、両親は見捨てず助けてくれました。決して安いとは言えないであろう金額を払い、私をここに入れてくれました。二十歳を過ぎた大人なのに、いまだに両親に助けられている自分が、本当に情けなく恥ずかしい人間だと思いました。
そして私はこの返しきれないであろう両親への恩を少しでも多く返したいと思いました。遅過ぎる親孝行をしたいと思いました。そのためにも、一日でも早く自立し、この希望の里を卒業しなければなりません。
ここを卒業した後は、自衛隊に入隊し、心身共に鍛えていきたいと考えています。嫌な事からすぐに逃げ出してしまう弱い心を、楽な方へ楽な方へと行ってしまう弱い心を鍛え直したいのです。強い人間になりたいのです。
そしていつか胸を張って立派な人間になれたと言えるようになった時、親孝行をしたいです。
○○年間ずっと迷惑をかけ続けてきた両親に、見捨てられて当然の人間の私をそれでも見捨てずに助けてくれた両親に、いつか必ずこの感謝の気持ちを伝えたいです。この返しきれない大きな恩を少しでも多く、返せる間に返していきたいです。その後も、両親、祖父母への感謝の気持ちを忘れず、立派な人間として生きて行きたいです。生きて行きます。
もう二度と、道を踏み外さない様、一日一日をしっかりと踏みしめながら生きて行きます。

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